大政連の必要性

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大政連とは…

大阪行政書士政治連盟(以下、大政連(だいせいれん)という。)は、大阪府行政書士会(以下、本会という。)と連携して行政書士の政治意識を高揚し、行政書士制度の確立と権益の擁護を図り、行政の円滑な推進に寄与するとともに、国民の福祉に貢献するために必要な政治活動を行うことを目的としています。

「政治活動」と耳にすると、何をしているのかよく分からず、また、特定の政党の応援、特定の政治家・候補者の支持を義務付けられるのではというご心配の声もあるようです。

大政連は特定の思想や政治理念、政党、政治家の支援を目的とするものではありません。私たち行政書士の職域が行政書士法その他の法令により定められていることから、立法に携わる議員に働きかける政治活動が必要不可欠となるのです。行政書士制度の充実発展のためだけに存在するものであることをご理解ください。

なぜ政治連盟が必要なのか…

<なぜ行政書士に政治活動が必要?>

行政書士に政治活動が必要な理由は、行政書士の独占業務の領域を他士業の攻勢から守るためです。また、行政書士法を改正し、業務を拡大するためには、国会に提案し可決成立させる必要があります。そのため各党の政治家に働きかける必要があるのです。

しかし、議員立法である行政書士法は、内閣法のように、国が法案を優先的に取り上げてはくれません。行政書士法改正は、全党一致が必要であるため、時により一部の反対に合うこともあります。山積された法案の中から、行政書士法改正案を優先的に取り上げて、提案していただくための活動が絶対必要なのです。

<設立の目的>

そうして、私たち大政連は、本会と連携して行政書士の社会的、経済的地位の向上を目指し、制度の充実、発展と行政書士の権益の擁護を図り、行政の円滑な推進に寄与するとともに、国民の福祉に貢献するために必要な政治活動を行うことを目的として設立されました。

<具体的な活動>

私たち大政連は、行政書士制度に理解のある議員が主催する会合に出席したり、大政連の新年賀詞交歓会にそのような議員の方を招待したりして交流を持っています。また、各政党に行政書士制度に理解のある議員で構成される「議員連盟」という組織があり、大政連は、その各党の議員連盟と定期的に意見交換会を開いています。このような関係が基礎となり、各種選挙では、行政書士制度に理解のある推薦候補者を決定し、推薦状を交付するとともに、街頭演説会に参加するなど、その選挙の支援活動をしています。

あなたが行政書士であるのなら…

私たちが行政書士として仕事をしていくうえで行政書士制度を守り、発展を求めていくことが必要であると考えます。ひいてはそれが国民から利用しやすい制度と感謝され、行政書士の地位向上にも繋がります。

行政書士が社会で活躍するには、行政書士法改正や職域の確保・拡大を進めていかなければなりません。そのためには会員の力を結集した強大な政治活動組織が必要となります。数は力となるのです。

大政連は大阪の行政書士が望む目的の達成のために活動をしています。しかし活動のためには活動資金が必要です。政治資金規正法に基づく政治団体ではない本会では、選挙応援活動等は一切認められないため、その活動は大政連でしかできません。そのため、本会とは別に大政連への会費が必要となるのです。行政書士制度を守り、発展を求めていく活動としての大政連の運営資金となる会費(月額750円 令和5年3月1日現在)は決して高いものではないとご判断くださいますようお願いいたします。

入退会は任意 成果の恩恵は平等

大政連は任意加入団体です。入会しなくても行政書士の仕事はできます。しかし行政書士の業務範囲の維持・拡大をするためには大政連の政治活動は必要です。一人ひとりの行政書士が議員に働きかけをし、私たち行政書士にとってより有利な法改正に繋げるようにすることが大切です。

隣接士業が多く業際問題と常に隣り合わせです。隣接士業も私たちと同様に政治活動を行っていて、行政書士の独占業務がある日から独占業務でなくなる可能性も十分に考えられるのです。それを阻止するためにも1人でも多くの行政書士が大政連に加入し、広く議員に働きかける必要があるのです。

法改正が行われれば全ての行政書士が恩恵を受けることができます。しかしその反対に、政治活動を行わなければ法改正もなされず、業務範囲を奪われたり、新規業務の開拓ができなかったりで、結果として全ての行政書士の不利益に繋がると考えられるのです。

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